60年代後半〜70年代初頭のサムソナイトのバニティケース。
train caseとも呼ばれたりもします。

持ち手は引っ張り上げるタイプで、アーチ状にしなります。
通常はスッキリとして邪魔になりません。小さなエンボスのロゴがクール。

跳ね上げロックもこの後の70年代のものと少し違う構造です。
プラスチックパーツのツメが特徴。

中を開けるとこんな感じ。
小物を入れるトレーと、開けるとミラーが立ち上がるギミック。

トレーの下にはチャック付きの物入れもあります。
キャンバス地でなかなかオシャレ。

このモデル名「SATURN」は70年代以降も仕様を変えながら続きます。

こちらは1968年の広告、同モデルが確認できます。

こちらは同シリーズ「SATURN」の1976年と1979年のテレビCM.
この当時のCMはプロダクトの質をストレートに表現したものが多いですね。
誰が見ても理解し易く印象に残ります。
日本でも象が踏んでも壊れない「アーム筆入れ」なんてのがありましたし、
バナナで釘が打てる「モービル1」,オフロードバイクが柱にくっつく
「アロンアルファ」等etc、あっと驚くインパクトCMが多数ありました。
うーん、時代を感じます。
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